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日本三景・宮島
日本三景の一つ・安芸の宮島、周囲は約30km、瀬戸内海国立公園にあり厳島神社をはじめとする多くの文化遺産、天然記念物に指定されている弥山原始林など文化遺産と自然が豊かな島です。写真は、宮島桟橋から厳島神社に向う有の浦(ありのうら)から撮影した御笠浜(みかさのはま)〜厳島神社・大鳥居〜西松原の様子です。左側に千畳閣、海岸沿いに鳥居、厳島神社の参道、海中には大鳥居が望めます。 |
厳島神社・大鳥居
厳島神社を象徴する大鳥居(高さは16.8m、柱の太さは周囲10m)、社殿から88間はなれて建てられています。満潮時は海に浮かんでいるように見えますが、潮が引くと砂浜になり鳥居のところまで歩いて行くことができます。柱は自然木のクスノキがそのまま使われています。現在の鳥居は平安時代以降8代目で明治8年(1875年)に再建されたものです。
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厳島神社
推古元年(593年)の創建、仁安3年(1168年)平清盛によって現在の規模に造営され、37棟の社殿を回廊で結ぶ建築群となりました。社殿が海にせり出すように築かれたのは、神の島とされていた神聖な土地に建てるのを避けたためだと言われています。写真は宮島口から宮島桟橋に向う連絡船から撮影した厳島神社の様子です。 |
厳島神社・回廊
厳島神社の本殿、幣殿、拝殿、祓殿、高舞台、平舞台、能舞台などは、回廊で結ばれています。回廊は東回廊から西回廊まで、その全長は約300mになります。床板には、満潮で海面が上がった時の浮力をやわらげたり、降り込んだ雨を抜くため、わずかな隙間が設けられています。写真は東回廊の一部です。 |
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厳島神社・本社
推古元年(593年)の創建、仁安3年(1168年)平清盛によって現在の規模に造営され、37棟の社殿を回廊で結ぶ建築群となりました。現在の建物は元亀2年(1571年)、毛利元就によって改築されたものです。写真は平舞台から撮影した本社、神社特有の千木(ちぎ)と堅魚木(かつおぎ)がなく桧皮葺屋根の寝殿造りになっています。手前の舞台が高舞台でその奥に祓殿(はらいでん)、拝殿、本殿があります。 |
厳島神社・五重塔
厳島神社・五重塔、応永14年(1407年)の建立、禅宗様に和様の手法を融合させて造られました。屋根の反りが大きいのが特徴で、塔の左に見える千畳閣と同じ敷地内にあります。千畳閣は、本尊は薬師如来でしたが、昭和の神仏分離令で撤去され秀吉を祀った豊国神社として厳島神社の末社になりました。厳島神社の周りには、こうした千畳閣、多宝塔、大願寺、大聖院など神仏習合時代の仏教建造物が並んでいます。 |
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ライトアップされた大鳥居
ライトアップされた大鳥居、手前に海岸からの照明が映り対岸の夜景とともに幻想的な雰囲気がかもし出されていました。この左側にある厳島神社の社殿もライトアップされています。
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弥山原始林
標高530mの弥山(みせん)、ご神体山として信仰され、山全体が斧を入れない原始林となっています。山頂近くには、弘法大師が開基した弥山本堂(求聞持堂)をはじめ三鬼堂、大日堂、毘沙門堂、文殊堂、御山神社があります。また、その一帯は巨岩、奇岩が多く、大自然の神秘さをかもし出しています。 |